【冬の新作ケーキ】 紅玉のキャラメルりんごとクランベリーのケーキ

私が常々考えている事は、

コーヒー豆屋だからこそ、
ビーンズのコーヒーに合うケーキを作りたい。
採算度外視で … 笑

私だったら、コーヒー屋さんで
こんなケーキ出てきたら嬉しいなぁ。という
欲張り食いしん坊の想いをこめて毎回作ってます。

だから、こちらのケーキ、
採算度外視になってます 笑
清水姉の欲望むき出しの逸品 (表現がワイルド)

冬の新作は、紅玉のキャラメルりんごとクランベリーのケーキ

 

 

 

形を留められる限界まで
これでもかってくらいキャラメリーゼした紅玉リンゴを敷き詰めました。
煮汁も一緒に。

 

バターとアーモンドプードルが香る生地には、
クランベリーと砕いたクルミが入ってます。

 

煮汁が生地に染み込んできて
更にシットリ!

 

紅玉の甘酸っぱさとシットリ生地を頬張れば
たちまち口の中が花園   笑 (どんな例えや!)

ちなみに、ケーキには生クリームかアイスクリームが付きます。
おすすめは断然、生クリーム。
うちの生クリーム、甘さ控えめでフレッシュで美味しいねん。
だから、紅玉の甘酸っぱさをうまく引き立ててくれる。
口の中でマリアージュ!!!

おっと、肝心なことを忘れてた。
ゴロッと入った紅玉の甘酸っぱさに合わせたいコーヒーは

中南米のナッツのような柔らかくコクのある香ばしいコーヒー。

例えばエクアドルとかエルサルバドルとかホンジュラスとか。
主役級のコーヒー豆たちではあるけれど、
この子たちの素晴らしいところは、
個性を主張しすぎないところ。
他が入ってくると、スッと溶け込んで影になる。
そう、他との融合性も非常に高いコーヒー豆。
黄と青でなくて、緑になれるっていうかね、
そんな感じです 笑 (どんな感じや!)

 

というわけで、今週のコーヒーはホンジュラスにしよう!

 

ビーンズのコーヒーに合わせたいケーキを求めて
手作業で一日1台限定で作ってます。
だから、無くなってしまうこともあります。
だけど、美味しいコーヒーとケーキを沢山の方に食べていただきたい。
どちらも美味しくなければ意味がないんです。
だって、ケーキ屋さんのケーキとコーヒーではなくて、
コーヒー屋さんのコーヒーとケーキだから。
そんな想いが届いたら嬉しいです。

 

 

世の中、クリスマスソングで溢れてますが
例外でもなく、ビーンズも流してますが 笑
最近はFado流してます。
ポルトガル民族音楽ですね。
あの、ちあきなおみさんも影響を受けたといわれる音楽。
なんといいますか、体の奥から湧き出る感情を
音楽にした感じが
今の私の心境にも似ているな、と勝手に思ったり。
Fado
まだよく知らない世界ですが、
聴いてると奥深い。

 

 

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