【コーヒー豆の保存方法】

コーヒー豆の保存ってどうしたら良いの?
とお声をいただくことが増えましたので、今回はコーヒー豆の保存方法について。

 

その前に、前置きを少し。
ビーンズのコーヒー豆は香りと個性が引き立つよう焙煎をしています。
賞味期限は焙煎日より60日間としていますが、
香りを楽しんでいただける期限としては
焙煎後、豆は1ヶ月・粉は2~3週間で飲みきっていただくことをおすすめしてます。

 

その上で大切な保存方法をご紹介します。

 

まず覚えていただきたいのは、コーヒー豆は日光・高温・湿気を嫌います。
焙煎することにより豆に含まれている水分が無くなり空気中の水分を吸収しやすくなっています。
したがって保存する際は遮光性のある防湿リング付きの密閉容器に入れていただくことをおすすめしてます。

 

 

そしてコーヒー豆はワインと似ており、18℃前後で保存すると追熟し、味わいの変化を楽しんでいただけると言われています。

 

是非、ご自宅のワインセラーにコーヒー用のスペースを与えてください!!

 

 

とまぁ、ワインセラーがあれば話は別なのですが・・・
一般家庭にワインセラーが常備されているご家庭も少ないかと思いますのでこちらをご案内いたします。

 

密閉容器に入れていただいた上で、保存場所は

「18℃に近い常温」
「光が当たらない、温度変化の少ない」場所が最適です。

 

外気温が40℃近い真夏は、涼しい室内でも30℃近くになるため
「真夏は冷蔵庫の上段で保存」をおすすめいたします。

わがままを聞いて頂けるなら、海苔やおせんべいを買うと入ってる「乾燥剤」も一緒に入れてもらえたら最高です。

 

さらに補足※

ビーンズの深煎りは冬以外「冷蔵庫の上段で保存」をおすすめいたします。(シティロースト以上は開いた細胞から油が表面に出るので酸化しやすくなります)

 

 

よくある質問で、
「冷凍庫で保存しても良いですか?」

 

という質問に対して、

 

答えとしては、条件を満たしていればOKですが、
満たしていなければNGです。

 

その条件とは、
★1回毎使う分だけを小分けにして保存することができる事。

★使う際に、常温に戻してから使う事。

 

この条件を満たしていれば、冷凍庫保存OKです。

200g入りの豆を買ったとして、1杯あたり10gでドリップするならば
密閉容器は約20個必要という事ですね~。
現実的ではありませんね。
じゃぁ、まとめて保存すればいいじゃない!って思いますよね?

例えば買ってきた状態で、まとめて冷凍庫保存すると、
コーヒーを淹れる度に冷凍庫から出し入れをします。
その度に温度変化による霜が発生し、急激に湿気を吸い込むため風味の劣化に直結します。
最初にお伝えしましたが、コーヒー豆は日光・高温・湿気を嫌います。
この条件に満たしていない冷凍庫保存はNGということになります。

 

皆様のご家庭の室温事情、冷蔵庫事情、飲む頻度、などなどあると思いますので、
是非、一番最適な方法を選んで美味しいコーヒーライフをお楽しみください。

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