生産国 | ボリビア ラパス県 ノルユンガス地方 カラナヴィ郡 ボリンダ |
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農園・農園主 | ベジャビスタ農園 マリア・アスカルンス氏 |
標高 | 1,700m |
品種 | ティピカ・カツーラ |
精製方法 | ウォッシュド |
ボリビア・ベジャビスタ農園を深堀りしてみる
ボリビアのアンデス山脈北東斜面、標高の高い静かな地にたたずむベジャビスタ農園。
ここでは農薬を一切使わず、手間を愛する、コーヒー栽培が行われています。
二度に渡る農地改革によって誕生した約8ヘクタール(校庭約 8 個分)の土地で丁寧に栽培されています。決して大きくない農園ですが、自然に寄り添う有機農法でこだわりの栽培を続けています。
ボリビアってどんな国?
ボリビアは、南米にある日本の3倍ほどの広さを持つ国です。
その地形は大きく3つに分かれています。
・30%がアンデス山脈に広がる寒冷な山岳地帯
・60%がアマゾン流域に広がる広大な熱帯地域
・そして残り10%が、ちょうどその中間にあたる亜熱帯・温暖湿潤な「サブ・アンデス」地帯
この「サブ・アンデス」こそが、ベジャビスタ農園が位置する場所です。
高地すぎず、低地すぎず。昼夜の寒暖差、適度な湿度、そして霧が立ちのぼるような気候。
まさにコーヒーにとって“ちょうどいい”土地なのです。
資源は金、銀、リチウムなど豊富ですが、開発のスピードはゆっくりめ。
そのぶん自然は今でも息づいていて、手つかずの美しさが残る国でもあります。
1952年のボリビア革命で行なわれた農地改革によりコーヒー栽培が広く普及し、特にアンデス山脈の北東山麓ノルユンガス地方はボリビアコーヒーの一大産地となっています。ビーンズではノルユンガスに地域を限定して買い付けするほど、味わいに魅力を感じています。
ボリビア・ベジャビスタ農園