生産国 | コロンビア・ウィラ・ヒガンテ |
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生産者 | コーヒークエストコロンビア / ロス・パティオス(Los Patios) |
標高 | 2,000m |
品種 | ゲイシャ |
精製方法 | ハニー(桃果肉にて好気性共発酵) |
ゲイシャ種 × 桃発酵 × ハニー製法
まずは品種。栽培が難しく、世界でも高値で取引される稀少なゲイシャ種。
完熟チェリーを丁寧に収穫した後、まずは12時間の好気性発酵(酸素を取り込む発酵)を行います。
そこに桃の果肉を加え、数日かけて再び発酵と吸収を繰り返すことで、果実由来の香りとやさしい甘みがコーヒーチェリーに染み込んでいきます。
ハニー製法のやさしい甘み
発酵を終えたあとは、コーヒー豆を12〜16日間かけてゆっくり乾燥させていきます。
このとき特徴的なのが、ハニー製法と呼ばれる手法です。
通常のコーヒー精製では、果肉だけでなく種(コーヒーの豆)のまわりのヌルヌルした粘質部分(ミューシレージ)も洗い流すことがほとんど。
しかしハニー製法では、この糖分を含んだミューシレージをあえて残したまま乾燥させることで、やさしい甘さがチェリーにプラスされるのです。
このやさしい甘さや豊かな風味が評価され、ハニー製法のコーヒーが人気を集めています。