【コーヒーの話】真空パックはできないの。

ちょっとコーヒーの話をしますね。

 

コーヒー豆を真空パックにしてくれる? 」と問い合わせがあります。

答えは 「 できません 」..なんですよ。残念ながら…

 

 

なぜかというと、ビーンズのコーヒー豆は注文を受けてから焙煎するため、袋詰めするのも焙煎直後です。

 

焙煎したてのコーヒーは炭酸ガス(コーヒーの香り成分)を放出します。

これは鮮度の証でもあるのですが,,,

 

一時的に真空パックに出来ても、30分後には膨らんだとらふぐのようになります。

しまいには袋が破裂することもあります。

 

 

真空パックに出来ない=焙煎したばかりで香り成分が逃げていないという鮮度の証です。

そのため、真空パックには出来ないんです。

 

 

 

 

むーしーろーーー!!

 

すいません!

 

ビーンズの袋詰めは真空どころか、、袋に穴をあけさせてもらってます。

ポチッとな。

 

というのも、焙煎直後の豆から放出される炭酸ガスの逃げ道を作ってあげないと袋が破裂してしまうからです。

 

 

 

でも、穴開けて大丈夫?って少し心配になりますよね?

 

安心してください。はいてます…違う。、古いか。

 

 

安心してください!ちゃ~んと穴の上にシールを貼ります!

 

 

この透明シール。

 

見えます?

 

シールの上からでも炭酸ガスが抜けるように特殊な加工が施されてるんです。

 

へぇ~そうなんだ~。

でも、ちょっと待って!

穴が開いてるってことはコーヒーに匂い移りするんじゃないの~?

冷蔵庫の中なんて入れられないんじゃないの~?

とシビアに考えたそこのあなた!

 

 

 

はい、大丈夫です!!

このガス抜きシールのおかげで全部解決します。

 

 

このシールの優秀なところ!外から空気が入らないんです。

 

 

見た目以上に優秀な子、ここにあり。

 

 

 

三層構造になってて~うんぬん、、とお伝えしたいのですが、文章だとちょっと。

うまく説明できなそうなので三層構造がどうなってるのかイラストでどうぞ!笑

 

←横断面図

 

ちょっと理解するまでに時間がかかるかもしれませんが

 

ビーンズにいらしてくださったら説明しますので、その時にでも。あはは

 

 

気にしてあげなければ、気づかないこのシールですが、

 

焙煎したてのコーヒー豆の鮮度を保つためには欠かせない重要な存在なんです。

 

 

今度この話しを思い出した時にでも、裏側覗いてみてあげてください。

 

見つけたら「おまえさんすごいのね~」なんて軽く褒めてあげてください。

 

 

きっとコーヒーがもっと美味しくなるはずです。

 

 

 

 

以上! 今日のコーヒー小ネタは「真空パックはできないの」~包装の裏側編~でした~!

 

一杯のコーヒーに感動を♪

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